こんにちは、フィギュア買取研究所のこーりーです。
今まで当方のブログでは、フィギュアの撮影方法や台座、背景など、あらゆる角度からご紹介していきました。
今回は、フィギュア撮影においてそのクオリティを左右する「撮影ブース」について取り上げていきたいと思います。
もしあなたが、
- 撮影ブースがいいとは聞くけど…良さがいまいちわからない
- 撮影ブースの種類が多すぎて、何を基準に選べばいいのかわからない
- 撮影ブースを100均グッズなどで自作してコストを抑えたい
そんなお悩みをお持ちであれば、今回の記事がきっとお役に立つはずです。
ブースを使って撮影することの重要性
フィギュアにおいて「撮影ブース」とは、撮影をするための空間のことであり、別名「撮影ボックス」とも呼ばれています。
その特徴として、外部からの光を遮断できるので、フィギュアに対する光の加減を簡単に調整することが可能です。
実際に撮影ブースで周囲の照明を遮断することにより、フィギュアの照明のあてたを簡単に変えることができるので、より陰影を強調した撮影をすることもできます。
さらには、撮影イメージに合わせた背景を選ぶことで、フィギュアの世界観に合わせた雰囲気を作り出すこともできるでしょう。
つまり、フィギュアの魅力を最大限引き出したいのであれば、撮影ブース内での撮影は必要不可欠ですので、どのような活用方法があるか、今回の記事でぜひ確認してみてください。
評判の高いフィギュアで使えるおすすめ撮影ブースのご紹介
Amazonベストセラー商品:PULUZ 撮影ボックス
まずご紹介させていただくのは、Amazonのベストセラー商品である「PULUZ 撮影ボックス」です。
こちらは折り畳み式の撮影ブースで、コンパクトに収納できるのがポイントです。
そのサイズは、23×24×23cm。
さらに6色のEVA背景が同梱されているので、フィギュアの特徴に合わせた撮影も可能になります。
ここにオプションとして20cmライトパネルを追加すれば、下からライトを当てることも可能です。
撮影ブースの上面にカメラ用の穴も開いているので、フィギュアを上からも正面からも好きなアングルで撮影ができます。
こちらは、10㎝前後のミニチュアフィギュアの撮影に丁度良いかと思います!
多機能で撮影の幅が広がる:DUCLUS Light Box 撮影用ブース
こちらは、Amazonでも評価の高い「DUCLUS Light Box 撮影用ブース」です。
そのサイズ展開は3パターン。
- 25×25×25cm
- 30×30×30cm
- 40×40×40cm
こちらは外の光をしっかり遮断するだけではありません。
側面に設置された高反射材によって照明の光が反射されるので、フィギュアを全体的に照らすことが可能です。
背景として、6色のPCVシート(黒、白、グレー、オレンジ、青、緑)、そして2枚のマットと反射防止紙背景(黒、白)が含まれているので、こちら1つで撮影の幅が広がります。
こちらも撮影ブースの上面にカメラ用の穴が開いているので、フィギュアを上からも正面からも撮影が可能です。
意外に上から撮影できるのは便利ですよ!
私の撮影ボックスも上から撮影できるホールがあるのですが、
- 外箱を上から撮影できる
- 横に広いフィギュアやプラモデルを撮影できる
- 髪の毛の流れを立体的に撮影できる
などのメリットがあるので、上からの撮影ホールがあると便利です!
明るさ調整にこだわるなら:PULUZ 撮影ボックス
こちらは同じくPULUZが出している、10段階の輝度調整が可能な撮影ブースです。
そのサイズは、23×24×23cm。
背表紙は12色(黒/白/灰色/金/黄/オレンジ/赤/ピンク/青/紫/緑/茶)入りで、光源の調整ができるように光を柔らかくする布もついています。
特徴的なのは光の調整がかなり細かく対応できる点で、1%~100%での調光ができるだけではなく、ライトを柔らかい布でおおうことによって、微調整まで可能です。
こちらも撮影ブースの上面にカメラ用の穴が開いているので、フィギュアを上からも正面からも撮影ができます。
明るく完成度を求めるなら:FOSITAN 5色背景シート スタジオボックス
こちらは、FOSITANというメーカーが出している撮影ボックス。
FOSITANは2006年に立ち上げ、動画写真撮影向けの照明器具に注力しており、YouTuberの人達も使っている様子。
こちらの特徴は、
- 5800K超高輝度140個SMDライト 、色温度約5800k、十分な光源を提供し初心者でもプロ並みの撮影ができる。
- 撮影ボックスの上部にLEDライトが固定され、被写体を集中的に照らし、撮影に十分な光源を提供。
- 5色背景シート付属、ご撮影対象に応じて、お好みの背景を切り替え可能。
- ディフューザが付いているので、硬い光を拡散して柔らかい光に変えることも出来る。
- 4つの撮影角度が可能で、正面の穴は水平方向と45度方向の撮影に対応し、上部の穴は90度の垂直方向の撮影に対応。
こちらの光量は「4,200lm」なので、既成の撮影ボックスとしては低い方ではないと思います。
完成度と品質を求めるなら:サンワダイレクト 明るさ8000lm 折りたたみ式 撮影スタジオ 200-DG017
見てください、この商品はなんと8,000lmあります!
撮影ボックスを探している中では、圧倒的な明るさです。
やはり国内メーカー「三和サプライ」の商品といったところだろか!
特徴は
- 60cm四方とかなり大きめのサイズ
- 高さのあるお酒の瓶や、人形などの設置しやすい
- バックスクリーンは豊富な4色(グレー、ブラック、オレンジ、ホワイト 各1枚ずつ)入り
- LEDライト(39灯×4/約8000ルーメン)を内蔵
- 付属品として、LEDの硬い光を和らげる光拡散スクリーン付き
といった感じです!
実際に撮影ボックスを使ってフィギュアを撮影してみよう!
実は、私は上記の「サンワダイレクト 明るさ8000lm 折りたたみ式 撮影スタジオ 200-DG017」を持っているので、この撮影ボックスと私のスマホを使ってフィギュアを撮影してみたいと思います。
サンワダイレクト 撮影スタジオ 200-DG017
この撮影ボックスを購入したのは、1年くらい前でしょうか。
フィギュアを撮影する撮影ボックスを探していて、一応条件は
- サイズは、60㎝以上
- 明るさは6,000ルーメン以上
- 上からの撮影が可能
という感じでした。
サイズの60cm以上の撮影ボックスは、Amazonでも色々取扱いがあるのですが、明るさが6,000ルーメン以上というボックスがなかなか見つかりませんでした。
そして、ようやく見つけたのがこのサンワサプライの撮影ボックスで、たぶん13,000円くらいしたような記憶があります。
まずは、外観から紹介しましょう!
やはり、60cmは意外に存在感があります。
ドーンと鎮座しております。
外寸は62cmくらいありますね。
そして、天井の撮影ホールは直径12cmですね。
スマホや一眼レフのカメラで撮影するには、十分な大きさです!
正面の撮影窓は上下マジックテープ式になってまして、上をビリっと剥がして、
さらに、下もビリっと剥がすとこうなります!
正面の撮影窓の幅は、30㎝ですね。
別にこの窓から必ずしも撮影する必要はなく、全面がビリっと前に倒れるようになっています!
ドーンと前開き開放になります。
今は、背景を白にしていますが、そのほかに「オレンジ」「黒」「グレー」が付属しています。
ということで、この撮影ボックスで、実際にフィギュアを撮影してみました!
実際フィギュアを撮影してみました!
今回は、Furyuからプライズでリリースされた「チェンソーマン」のマキマさんにモデルになってもらいました。
ちなみに、私のスマホはPixel6です。若干型落ちですね。。。
それでは、まずは普通に撮影してみますね。
パシャっと。
いかがでしょうか?
意外に暗いと思いませんか?
それでは、スマホ側の機能で明るさを上げて撮影してみます。
それがこれです。
ちょっと白飛びしてしまいましたが、こんな感じです。
マキマさんをちょっとアップにします。
さらに、上から撮影してみます。
いかがでしょうか?
そうなんです、意外に暗いんですよね。。。
何かパッとした明るさが無いのです。
でも、これが8,000ルーメンですので、これよりも低い光量だともっと物足りない感じなのではないでしょうか?
そこで、画像加工アプリの出番です。
私のおすすめはやはり「Canva」ではないでようか!
「Canva」で加工した画像と比較してみましょう!
どうでしょうか?全然違いますよね?
背景が明るくなったし、マキマさんのコントラストが出ています。立体感が強調されているような感じです。
「Canva」の素晴らしい箇所は
- 「背景」と「前面」、「画像全体」に分けて画像加工ができるところ
- 無料なのに調整項目が多いところ
- DLデータがpngでもjpgでも出来るところ
- PCでもスマホでも同じような機能が使えるところ
- 直感的に使えるインターフェイス
ではないでしょうか?
撮影ブースで何となく満足できない方は、是非「Canva」で加工してみてください!
撮影ブースの不満な部分
もしかしたら、私が持っている撮影ブースに限った不満かもしれませんが、2点あります。
意外に暗い
上記で実際の撮影した画像で分かってもらえるように、8,000ルーメンでも意外に暗いです。
ですので、撮影ボックスを選ぶ際には、そのつもりで購入したほうがいいですよ!
確かに、10,000円くらいの撮影機材でプロ並みの画像が撮影できるハズがないのであります。。。
もし、画像をアプリ等で加工しないのであれば、撮影ボックスに追加の照明やレフ版などの、光量を足せる機材を用意したほうが良いと思います!
背景にヨレがある
上記の撮影した画像の中で、
この赤丸の部分って気になりませんでしたか?
これは、背景が手前に曲がってしまっていてヨレてしまっているのです。
背景は紙ではなく、PVCのようなプラスティック背景になっていて、上からマジックテープで吊るしているのですが、どうしても背景の真ん中粗利でヨレてしまって、赤丸の様になってしまいます。。。
これがなかなかイラつきます。。。
ですので、このヨレをなくすには
- 強い両面テープでプラ背景と撮影ボックスの背面をくっつける
- 紙の背景に変える
しか無いように思えます。。。
撮影ボックスの購入する際の注意点
ちなみに、撮影ボックスのサイズ感で気を付けて頂きたいことが2点あります。
- 撮影ボックスの「高さ、横幅、奥行き」のギリギリの大きさのフィギュアの撮影はおすすめできない
- 意外に光量が足りないことが多い
- ケルビン(K)とルーメン(lm)を混同しないように
撮影ボックスの「高さ、横幅、奥行き」のギリギリの大きさのフィギュアの撮影はおすすめできない
高さ24㎝の撮影ボックスがあった場合には、高さ24㎝のフィギュアが撮影できるわけではありません!
まぁ、出来なくはないのですが、ボックスの高さと同じようなフィギュアを撮影する場合には、必ず背景の写って欲しくない場所が写り込んでしまいます。
例えば
- 天井
- 背景の切れ目
- 側面の素材
という感じです。
ですので、キレイにフィギュアを写したいと思うなら、ボックス幅×奥行き×高さのそれぞれのサイズの2/3くらいの大きさのフィギュアを撮影することをおススメします!
意外に光量が足りないことが多い
先程の「サンワダイレクト 撮影スタジオ 200-DG017」で撮影した結果でも分かるように、単純にカメラの機能を使わずに撮影すると8,000lmでも若干光量不足は否めません。
ルーメンの一つの参考になるか分かりませんが、部屋の大きさで必要なルーメンを例えると
1畳に必要な光量=400lm(ルーメン)
とされています。
ですので、8,000lmというと20畳クラスの部屋を照らす光量ということになります。
結構明るいことがわかると思います。
その光量でも、先程のフィギュアの画像なので、ホントにキレイにフィギュアを写すためには
- 追加のライトを用意する
- レフ版などの反射板を使う
- カメラの露出機能を使う
- 写真加工アプリを使う
という工夫をして撮影することが必要です!
ケルビン(K)とルーメン(lm)を混同しないように
これ実は、私も詳しくは説明出来ないのですがwww
でも、何となく素人なりに説明したいと思います。
まずは、ケルビン(K)。
ケルビン(K)というのは、一言で言うと、「光の温度」を表しています。
これは実際に見たほうが分かり易いです。
画像の様に、色温度は光の色を数値で表したもので1000K、5000Kなどという4桁の数値が使われています。
この数字が低いほど暖色系、高いほど寒色系の色となり、撮影に適している日中の太陽光は5000Kですので、だいたい撮影ボックスは5,000~6,000ケルビン(K)で表示されていると思います。
次に、ルーメン(lm)。
ルーメンは、簡単に言ってしまうと「光の量」を表しています。
こちらも下記の表を見て貰ったほうが分かり易いのです。
部屋の広さによって必要なルーメン数が上がっているのが分かります。
ですので、ルーメンの数字が大きくなればなるほど、「明るくなる」と覚えたほうが良いかもしれません。
細かく言うとちょっと違うみたいなのですが、まぁこんな理解で大丈夫かと思いますww
実は、撮影ボックスの商品説明にルーメン数を表示していない事が多いのです。
ただ、ケルビンだけは表示している事が多いので、商品説明を見ている人が5500という数字を見て
「あー、5500lmかー。意外に明るいかもなー。」
なんて思ってしまったらアウトです!
ケルビンもルーメンも4桁の数字で表示されているので、混同しないように気を付けてください!
実は簡単!100均でできるおしゃれな撮影ブースの自作方法
実は、フィギュア用の撮影ブースは100均で自作できることをご存じでしょうか?
少しでもコストを抑えたいということであれば、これからご紹介する方法をぜひお試しください。
撮影ブースの制作に必要なもの
今回参考にさせていただいたのは、「香坂きのと模型人ーもけんちゅーTV」さんです。
撮影ブースを用いてのフィギュア撮影において必要な材料は、大きく以下の4つ。
- ボックス
- ライト
- 背景
- テープやクリップ(ボックスに背景を固定するため)
今回はそれぞれの以下のものを使用されています。
- ボックス→ダイソーの組み立てラックと連結ジョイント
- ライト→100均のライト
- 背景→模造紙
- テープやクリップ(ボックスに背景を固定するため)→100均
どれも100均で揃うものばかりですので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
プチプラで個性を!100均アイテムを使ったおしゃれなフィギュア用撮影ブース
こちらでは、実際に100均の材料を活用した例をご紹介します。
こちらは、ジオラマを使っての撮影です。
ただ撮影ブースで撮影するだけではなく、ジオラマも費用を抑えて制作されており、そのクオリティの高さは100均とは思えません。
さらにこちらは撮影ブース内で使用するLEDライトにこだわった作品です。
このように100均グッズを使ってコストを抑えて撮影ボックスを自作することはできます!
小型~中型の撮影ボックスにはなりますが、自分のフィギュアを思い通りの写真に残せるようにトライしてみてください!
照明に一工夫!撮影ブース活用で際立つライトアップの魅力
フィギュアを撮影するにあたって、どこから光を当て、どこに影をつけるかは、その印象を左右させる重要な項目。
こちらでご紹介するライティングのポイントは、以下の3つです。
- ライトの明るさ
- ライトの色味
- ライトの配置
実際にはこれら3つを組合わせることによって求めるフィギュアの雰囲気を決めていきます。
ここでは3つに分解して解説していきますので、ぜひフィギュア撮影にご活用ください。
また、100均グッズを使ったライティングの方法のコツやグッズの紹介を詳しく紹介した記事がありますので、ぜひ参考にしてみてください!
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ライトの明るさ
ライトの明るさは、フィギュアの色彩を左右させる重要なポイント。
もし雰囲気を出したい場合は、暗めのライトを使用するといいでしょう。
明るいライトを購入して失敗した場合でも、ライトに布をかぶせたり光をあてる方向を変えることである程度調整ができるので、ぜひ試してみてください。
ライトの色味
ライトに色味があるのはご存じでしょうか?
色見は大きく「電球色」、「昼白色」、「昼光色」の3種類に分けられます。
それぞれフィギュアの印象が大きく異なってくるので、演出したい雰囲気に合わせて選んでみましょう。
この中でも特に、電球色と昼光色のライトを使う場合は、撮影ブースが直射日光を遮断できるように側面が黒いものを使用するといいでしょう。
100均で自作する場合は、側面の板に黒い画用紙や段ボールなど光を遮断するものを重ねると簡単にできます。
ライトの配置
ライトは、「上から」、「横から」、「下から」、「多方面から複数」あてる方法があります。
フィギュアのどこに陰影を作るかで、同じフィギュアでも簡単に異なる印象を与えることができますので、ぜひご参考ください。
フィギュアを別次元に魅せる背景の選び方、自作方法!
フィギュアを撮影する上で、背景というのはそのフィギュアの魅力を大きく左右する要素だと言えますよね。
撮影ボックスに付属している背景紙などを使って撮影しても、十分にキレイに撮影できます。
ただ、
- アニメの好きなシーンを再現する背景
- フィギュアのキャラにあった妄想を背景化する
- ジオラマを含んだ背景でリアルなイメージを具現化する
といったことも可能です!
この記事では、100均グッズを利用したオリジナル背景の自作方法のコツやグッズの紹介、SNSにアップしている自作背景の紹介をしています!
こちらの記事を参考にして、あなたのフィギュアの魅力を最大限引き出してみてください!
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プロ直伝!フィギュアを美しく魅せる撮影方法
次にご紹介するのは、「TOKYO MX」さんの動画です。
こちらでは、フィギュアの撮影方法において5つのポイントをご紹介されています。
- 三脚
- レフ版を使う
- 背景紙の選定
- ブロワー
- ねり消し
三脚
三脚は手振れ防止に使用します。
スマホ用とカメラ用、必要な方をご準備ください。
どんなに慎重に撮影しても、どうしてもわずかなブレが、撮影した写真のピンボケにつながります。
ストレスなく、きれいに短時間で納得のいく写真を撮るためにも、三脚を使って固定することがおすすめです。
最近は100均からも発売されているので、気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。
レフ板を使う
レフ板とは、ライトの光を反射させる板のことを指します。
このレフ板を使用することで、フィギュアにあたる光の調整ができるので、自然に陰影のコントロールができます。
もし既製品であれば、すでに側面がレフ板加工されていることもあるので確認してみましょう。
自作の場合、反射するものであればアルミホイルでも代用できます。
その他、レフ板の代わりにライトの数を増やす方法もあるので、ぜひ様々な方法を試してみてください。
背景紙の選定
フィギュア撮影においては、背景選びも重要です。
先程の「背景」に関する記事の紹介も参考にしてみてください。
もちろん模造紙でも十分役割を果たしますが、フィギュアの魅力を最大限引き出すなら、その世界観を演出できる背景を選んでみましょう。
さらにフィギュアにあわせて小物も配置することで、より世界観に入り込んだ撮影ができます。
既製品であれば、背景用のカラーシートが複数枚入っていることもありますが、もしさらにこだわりたいのであれば、背景画を購入、あるいは自作してみてはいかがでしょうか?
他には、Amazonでも背景画が販売されていますので、ぜひご参考ください。
こちらの過去記事でもフィギュア背景のおすすめをご紹介しておりますので、併せてご参考ください。
ブロワーでほこりを飛ばす
フィギュアを撮影する前に、フィギュアのコンディションをチェックしましょう。
ほこりがたまっていたら、ライトの影響でほこりに影ができ、目立ってしまう可能性があります!
布で拭くこともできますが、手あかがついたり繊細なフィギュアのパーツが折れる可能性も0ではないので、できるだけ直接フィギュアに触れずにブロワーでほこりを飛ばすとよいでしょう。
もしあまりに汚れが目立つ場合は、過去の記事もご参考ください。
ねり消し(別名固定シール。フィギュアを固定する際に目立たないように取り付け)
フィギュアを撮影する際に、あったら便利なのがこの「ねり消し」です。
テープやクリップで固定するのとは違い、ねり消しは接地面が目立たないので、より自然に撮影することができます。
今回は、フィギュアを固定する方法として、ねり消しを含むおすすめを3つご紹介させていただきます。
- ねり消し(フィギュア固定用シール)
- フィギュアスタンド
- 自作のフィギュア土台
それぞれのメリットとデメリットを表にまとめましたので、撮影のイメージにあう方法をぜひ取り入れてみてください。
メリット | デメリット | 詳細 | |
フィギュア固定シール | まるでフィギュアが自立しているかのような自然な固定が可能。 フィギュアに小物を持たせることもできる。 | あくまでシールで固定しているだけなので、重さのあるものや無理なポージングには不向き。 | 詳細記事はコチラ |
フィギュアスタンド | フィギュアを安定させることができる。 100均でも代用可能。 | ものによってはコストがかかる。 撮影時にスタンドが写ると、フィギュアの世界観に入りにくい。 | 詳細記事はコチラ |
自作のフィギュア土台 | オリジナリティを出すことができる。 | 制作に時間がかかる。 | 詳細記事はコチラ |
また、これらの詳細に関しては、過去の記事で詳しく紹介していますので、表の右欄の「詳細記事はコチラ」から移動してみてください!
SNSでも探してみよう!撮影ブースを活用した綺麗なフィギュア写真!
今やフィギュアは、スマホさえあれば手軽に撮影することができるようになりました。
今回の記事によって、撮影ブースを利用することでより高品質な撮影が可能になるということがお分かりいただけたかと思いますが、「実際はどうなのか?」という点が気になるところです。
ここでは、SNSで見つけたクオリティの高いフィギュア写真の一部をご紹介します。
初心者の方は特に、完成イメージのご参考にしていただければ幸いです。
まとめ
今回は、フィギュアの撮影ブースに関してご紹介していきました。
撮影ブースの活用によって、よりフィギュアの立体感や色彩が際立ったり、陰影が強調されることで雰囲気が変わるということが、お分かりいただけたかと思います。
もしお気に入りのフィギュアの良さがさらに引き出されるのなら、ひと手間加えて撮影してみてはいかがでしょうか?
フィギュアで使える撮影ブースは既製品としても多く販売されていますし、「まずは試しに」ということであれば、100均で材料をそろえて自作してみるのもいいでしょう。
この記事が、あなたのフィギュアの魅力をさらに引き出すきっかけになれば幸いです。
もし撮影ブースでのフィギュア撮影にはまったら、他のフィギュアも欲しくなるかも?!
そんな時は、ぜひ過去の記事でフィギュアの新たな可能性を見つけてみてください。
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