こんにちは、フィギュア買取研究所のこーりーです。
お気に入りのフィギュアを使ってかっこいいフィギュア写真を撮りたいですよね。
でも良いカメラなんて持っていないしもちろん撮影スキルもないし…
フィギュア写真を撮るなんて自分にはできない、そう思っていませんか?
しかし、撮り方のコツを知っていれば、誰でも簡単にプロっぽくてかっこいいフィギュア写真がとれるようになります! もちろん高価なカメラやプロ御用達の道具は不要です。
今回は初心者がスマホと100均アイテムを使い、プロのようなカッコいいフィギュア写真を撮る方法をご紹介します。
スマホでかっこいいフィギュアの写真を撮りたい人は必見です!
スマホを使ったフィギュア写真の撮り方
初心者が魅力的なフィギュア写真を撮影をするための手順をご紹介します。
- 撮影のイメージを考える
- 撮影場所を用意する
- 撮影に必要な道具を用意する
- ポーズ・背景・ライティングを決める
- スマホのカメラで撮影する
- アプリなどを使って加工する
私も、フィギュアの撮影をしようとして全く上手に撮れなかった経験があります。
しかし、フィギュア撮影はだれでも簡単にできます。まずは各手順について、具体的に説明していきます。
撮影のイメージを考える
まずは撮影のイメージを決めていきます。
「商品撮影のように撮りたい」場合と、「フィギュアが生きているかのような躍動感ある写真が撮りたい」ではかなり仕上がりの雰囲気が変わってきます。
用意するべき撮影のためのアイテムも変わってくるので、イメージは一番最初に考えてみましょう。フィギュアを撮影してどこかサイトに載せたいのか、どのような用途でその写真を使いたいのかを考えてみてみいいかもしれません。
気に入っているフィギュア写真があるなら同じような雰囲気になるよう真似をしてみるのもいいですね。
最初のイメージがいかにしっかりできているかによって撮影から仕上げ加工までのスピード感も変わってきます。想像を膨らませて、撮影イメージを決めましょう。
撮影場所を用意する
撮影をするためにはある程度広さのあるスペースを確保する必要があります。デスクの上や床など、場所はどこでも構いませんが、撮影場所が決まったらまずは周囲を片付けましょう。
場所が用意できたら、フィギュアや撮影アイテムを用意して撮影の準備を行います。
撮影に必要な道具を用意する
フィギュア撮影をするときは以下のアイテムを用意すれば、誰でもプロっぽく写真を撮ることができます。
特別な撮影技術は不要です。
普通、これらの道具はカメラマンでなければ持っていないでしょう。しかし、カメラはスマホで十分ですし、その他撮影に必要な道具は全て100均にあるもので簡単に作ることができます。
詳細はこちらの見出し「100均アイテムで簡単に代用できる撮影道具」で解説していきますね。
ポーズ・背景・ライティングを決める
道具の用意ができたら、最初に考えた撮影のイメージに合うようにフィギュアのポーズや角度を決めましょう。
背景を選び、ライトをさまざまな角度から当てて一番良いと思う位置を探します。
被写体に当たる照明をコントロールすることを「ライティング」と呼びますが、このライティングによってフィギュアの表情がかなり違って見えます。
ライティングや背景の大切さについて、以下の動画がわかりやすいので参考にしてみてください。
スマホのカメラで撮影する
撮影の道具を揃え、撮影環境を整えたら撮影を開始します。本格的で高価なカメラは不要です。
最近のスマホは非常に優秀ですし、普段から使用しているので使い方に困ることもありません。
そのため、写真初心者がフィギュア撮影にスマホのカメラを使うのは最適と言えます。
お持ちのスマホで十分綺麗な写真を撮ることができますよ。
アプリなどを使って加工する
ここまででも綺麗でプロっぽい写真にできますが、もっと凝った写真に仕上げたい人は、アプリを使って写真加工をしてみましょう。 こちらの見出し「フィギュアを撮影した写真をアプリで加工しよう」でご紹介しています。
フィルターをかけるだけで写真のイメージはかなり変わります。また、エフェクトを使えば、例えばフィギュアが技を出しているような写真にすることも可能です。
こうしたい!というイメージがある人はもちろん、どんな仕上がりにしたいか決まらないという人も、いろいろな加工を楽しんでみてくださいね。
上手な写真の撮り方はありますが、写真の撮り方の正解はありません。自由に考え、フィギュアの魅力を引き出す最高の1枚を撮影しましょう!
撮影用ボックスを使えばプロっぽいフィギュア写真が撮れる
撮影用ボックスとは、立方体や長方体の上部にライトがついているボックスのことを指します。
被写体をボックス内におけば、上からのライトがボックス内を満遍なく照らすので、フィギュアを明るく綺麗に撮影することができます。
この撮影ボックスがあれば、レフ板やLEDライトを別途用意する必要がないので、撮影用の道具を自作したり用意したりするのが面倒!という人は撮影ボックスを購入すると手っ取り早いです。
撮影ブースがあると便利ですね。
撮影ボックスはアマゾンなどで販売されており、価格は数千円〜数万円と幅広くなっています。
しかし、この撮影ボックスはダイソーで販売されています。価格は550円で、100円ではないもののネットに比べるとかなりお手頃と言えます。
また、3COINSでも販売されていますダイソーに比べて、より作りがしっかりしている印象です。ただ、こちらも300円ではありません。さらにサイズ展開があり、一番大きいサイズは1000円以上するので気をつけてくださいね。
※2023年6月現在は、Mサイズのみ在庫があるようです。
撮影ボックスを購入するときは、フィギュアの大きさに合わせて選びましょう。
市販品は折り畳みができるようになっているので、収納する際も邪魔にならないのが嬉しいポイントです。
100均アイテムで簡単に代用できる撮影道具
先ほどご紹介したように、綺麗な写真を撮るためには「光」と「背景」が欠かせません。
そのため、下記のアイテムを用意できれば、光を上手に使い綺麗な写真を撮ることができます。
- ライト
- 背景
- レフ板
そして、上記の道具はわざわざ購入する必要はなく、全て100均で販売されているアイテムで代用することができます。
こちらの記事では、初心者でも簡単に100均グッズを使用してフィギュアをライトアップする方法やコツをまとめてみました!
照明に悩んでいるあなたはちょっと立ち寄ってみてください!
↓ ↓ ↓
レフ板
レフ板は、被写体に光を反射させるための板のことです。例えばフィギュアの後ろから光を当てて撮影をした場合、前面が暗くなってしまいますが、レフ板を使えば、明暗差を減らすことができます。
これにより、フィギュアの表情をより明るく綺麗に撮ることができるのです。数百円〜5,000円ほどと、幅広い価格帯で販売されています。
レフ板を100均アイテムで自作する場合、 用意するものは 以下の2点です。
- コピー用紙もしくはアルミホイル
- パネル(ダンボールでも可)
まず、パネルを適当な大きさにカットします。(ちょうどいい大きさがあればそのまま使いましょう。)
パネルの上にコピー用紙かアルミホイルを巻き付けます。
全体的に柔らかい光の跳ね返りにしたいのならコピー用紙を、強くギラっとした光が欲しいのならアルミホイルを使用しましょう!
あとはペットボトルでもなんでもいいのでパネルを立てかけて、フィギュアのそばに置けば完成です。
たったこれだけです。簡単にできるので初心者でも安心ですよね。
ライト
自然光でもいいですが、曇りの日や夜に撮影する場合は照明が必須です。
ライトはLEDライトを使用します。LEDライトはホームセンターなどに売ってあるイメージですが、実はこちらも100均で販売されています。しかし、100円のものだけでなく、300円以上の価格で販売しているお店もあります。
フィギュア撮影のための出費はできる限り抑えたいという人はまずは1番安いLEDライトを購入しておけば良いでしょう。
以下の商品はLEDライトではありませんが、こちらは110円です。撮影用のライトと記載があるものを使用するのも良いでしょう。
また、PCに真っ白な画面を表示させ、明るさを明るくすることでライトの変わりにできます。少々荒技になりますが、極限まで出費を抑えたい人は試してみてくださいね。
背景
背景は非常に重要です。せっかく綺麗に写真を撮れたとしても、背景に生活感あふれる自分の部屋が映っていたら台無しです。
背景におすすめなのは、 以下の2種類です。
- 模造紙を使用する
- PCで背景を表示させる
シンプルな写真にしたいときは模造紙、躍動感や個性を出したい場合はPCで背景を表示させたものを使うと良いでしょう。それぞれの特徴を解説していきます。
模造紙を使用する
商品販売サイトに載っているような、フィギュアのみを綺麗に撮りたい場合は模造紙を用意しましょう。
フィギュアの全身写真を撮りたい場合は、模造紙を高い位置で壁などに貼って固定し、フィギュアの足元まで敷きます。このとき、模造紙に折り目はつけないようにしましょう。折り目をつけると奥行きが限定されてしまうので、上から垂らすときは模造紙を弛ませるように意識してくださいね。
好きな背景やカラーをプリントアウトする
100均アイテムではありませんが、好みのカラーがなかったり、合わせたい背景があるならプリントアウトをして、背景として使用する方法もあります。
フィギュアのサイズに合わせてプリントすれば、白や黒の無地の模造紙とは違った印象に仕上がりますよ。
PCで背景を表示させる
PCやタブレットを持っている人はこちらもおすすめです。
無地の背景だけでは物足りない、躍動感やオリジナリティーを出したいという人は、好きな画像を見つけてPCで全画面表示させます。画像を表示させたPCの前にフィギュアを置いて撮影します。
これだけで、手の込んだ1枚に見えますよ。
背景選びにおすすめなのが、バンダイが公開する無料サイト「ワンダースクール」の背景シートです。
さまざまなシーンの背景を無料でダウンロードすることができます。
背景を変えるだけで、一気にフィギュアに躍動感が生まれるのでぜひ試してみてください。
注意点として、持っているPCの画面のサイズよって撮影できる範囲が限定されるので、引きで全身の写真を撮りたい場合には不向きです。
上半身だけなど、アップで撮りたい場合は非常におすすめです。
ノートPCでも撮影できますが、デスクトップの方がよりやりやすいでしょう。
またこちらでは、背景を100均グッズなどを使って簡単に自作する方法を特集しています。
背景にこだわりたい方は自作するのもおすすめですよ!
↓ ↓ ↓
撮影ボックスも簡単に自作できる
撮影ボックスも100均にあるアイテムで簡単に作ることができます。
用意するものは4点です。全てダイソーで購入可能です。
- パネル×5枚
- パネル用ジョイント×2袋(1袋あたり8個入り)
- LEDライト×2個
- 模造紙×1枚
上記に加えて、必要であればLEDライト用の乾電池も用意しましょう。
まずはパネルとジョイントを組み合わせ、天井が空いた状態のボックスを作ります。
背景に当たる場所のパネルの一番上から底面のパネルまで、模造紙を垂らします。模造紙はマスキングテープなどで固定しましょう。
模造紙のセットができたら、天井部分のパネルをはめ込みます。
上記は3COINSの市販の撮影ボックスですが、背面に模造紙を垂らすイメージはこんな感じです。
最後にライトを両サイドから照らせば撮影ボックスの完成です。ダイソーのパネルはもともと半透明になっているので、ライトを照らすとほどよく柔らかい光になってくれます。
より綺麗に撮りたいという人は、天井部分に置くライトも用意しましょう。上から光が当たることで、より一層均一で綺麗な写真を撮ることができます。
フィギュア撮影に必要な費用
上手にフィギュアを撮影するために100均で購入するべきアイテムは以下の4点です。
- パネル
- コピー用紙(アルミホイル)
- 模造紙
- ライト
どれくらいの大きさのフィギュアを撮影するかによって必要な撮影スポット作りの大きさも変わってくるので、材料費は個人差があるでしょう。
しかし、上記のアイテムを1点ずつ購入した場合、金額はたったの440円ほどです。
また、撮影ボックスを作成する場合も、先ほどご紹介した必要なアイテムを全て購入してたとしても1100円に収まります。
これなら、出費を気にせずに気軽にフィギュア撮影を始められそうですよね!
フィギュアを撮影した写真をアプリで加工しよう
フィギュアの写真が撮れたら、最後は写真を加工して楽しみましょう。
影を消したり、写真の色味を変えてみたりするだけで、よりクオリティの高い1枚になります。
スマホのアプリには写真を加工できるさまざまなアプリがあります。その中でも、フィギュア写真の加工におすすめの無料アプリをいくつかご紹介していきます。
lightroomモバイル
より本格的な写真に仕上げたい場合は、こちらのアプリがおすすめです。カメラ好きの人なら知らない人はいないというほど有名なアプリで、一眼レフ並みの機能が備わっています。
無料と有料がありますが、無料の範囲内でも十分に使えます。光の当たり方や影のつき方などかなり細かく設定できるようになっているので、撮影・編集にこだわりたい当人には向いています。
しかし、カメラにあまり詳しくなく細かい操作が苦手だという人には少々難しいでしょう。
フィギュアカメラ
フィギュアカメラは、フィギュアの撮影に特化したアプリです。
エフェクトをかけて撮影したり、撮影後にスタンプで加工したりすることができます。
炎やビームなどのスタンプがあるので、かっこいいキャラクターや戦闘シーンなどをイメージして撮りたいという場合に非常におすすめです。
使い方も簡単なので、初心者も使いやすいアプリです。
Adobe Photoshop Express
「フォトショ」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
画像編集などで使われている、メジャーな編集ソフトのアプリ版です。
彩度などを細かく調整したり、写真全体の色味を加工したり背景をぼかしたりと、幅広い加工を楽しむことができます。
一部課金制ですが、無料で十分楽しめるので一度ダウロードしてみてはいかがでしょうか。
iPhoneのフィルタ
Phoneのカメラを起動時や写真編集時に選択できるフィルターもおすすめです。
わざわざアプリをダウンロードしなくても、十分な種類のフィルターがあるので、ちょっとフィギュアの雰囲気を変えたい場合にはまず最初に使ってみてください。
外撮りフィギュアを楽しもう!
外撮りフィギュアとは、室内ではなく屋外でフィギュアを撮影することです。屋外フィギュア撮影、野外フィギュア撮影とも言われています。
外撮りフィギュアのいいところは、ライトや撮影ボックスなどの道具が必要なく、カメラとフィギュアさえあれえばいいという点です。
また、さまざまな景色を背景にフィギュアを撮影することで、いつもの風景がより特別なものになります。さらに、フィギュアの世界観を自由に表現することができます。
室内で撮影する時とはまた違った雰囲気になるのでおすすめですよ。
613の日『麦わら一味の日』
#外撮りフィギュア#ワンピースフィグアを投稿しよう#ONEPIECE#麦わら海賊団
の!@ailand__02
#オモ写
天気良かったんで久しぶりに外でフィギュア撮影しました!
福岡 将太@52sFukuoka
自画自賛したい一枚。
#シン・仮面ライダー#外撮フィギュア#仮面ライダー#フィトの日#フィギュア撮影#夕焼け
Ryosuke CAMERider @CameRiderRyo
屋外ならではの良さが出ている写真ばかりですね。ぜひフィギュアと一緒にお出かけをして、外撮りにも挑戦してみてください。
外撮りも決まった角度や撮り方などは存在しないので、いいなと思った風景を見つけたら写真に収めてみましょう。
いつもの風景が違って見えるので面白いですよ!
フィギュアを撮影する前に気を付ける事
フィギュアの撮影をする前に気をつけるべきことを紹介します。
具体的には以下の2点です。
- フィギュアを綺麗な状態にしておく
- 自由な発想で楽しむこと
それぞれ解説していきます。
フィギュアを綺麗な状態にしておく
画質のいいスマホと撮影のために道具を集めて素晴らしい撮影場所を作ったとしても、撮影するフィギュアが汚れていたら全てが台無しです。
長く飾っているとついてしまう埃は、カメラにしっかり写ってしまいます。黄ばみ等のよごれがあれば、せっかくライティングを整えてもフィギュアの魅力の100%を引き出すことはできません。
埃による汚れの場合
埃等の軽い汚れであれば、下記のアイテムを使用して綺麗にするのがおすすめです。 埃を払うだけなので手間がかかりません。
撮影前に軽く掃除することをおすすめします。
- ジェルクリーナー
- ブロワー
また、これらも100均で購入することができるので、撮影のための道具を買う際に一緒に見てみてはいかがでしょうか。
黄ばみや黒ずみがある場合
また、上記のアイテムで取り除けないような黄ばみや黒ずみ等の汚れがある場合は、中性洗剤を使用してフィギュアを洗うことをおすすめします。
フィギュアは時間が経つと経年劣化もありどうしても汚れてしまいます。また、タバコのヤニの影響でフィギュアが黄ばんでしまうことも。
しかし、中性洗剤を使用すればほとんどの汚れを綺麗にすることができます。
中性洗剤を使用した、詳しいフィギュアのお手入れ方法を記載した記事を参考にしてみてください。 また、日頃からケースなどに入れ、汚れないように保管しておくことも大切です。
自由な発想で楽しむこと
フィギュアの撮影に正解はありません!あなたのお気に入りのフィギュアの魅力を最大限に引き出せるのはあなただけです。
「このアングル良さそうだな」「こんな背景が似合いそう」「小物を持たせたらもっとかっこいいかも」など、自由な発想で撮影を楽しみましょう。
これまで紹介してきたフィギュアを上手に撮影するコツを活かしながら愛を持って撮影すれば、きっと素敵な写真が撮れることでしょう。
まとめ
スマホでできるかっこいいフィギュアの撮影方法について紹介してきました。
今の時代のスマホは非常に優秀です。さらに、百均でにいけば必要な道具も手に入ります。本格的なカメラや道具がなくても、綺麗に・安く・かっこいい写真を撮ることは可能です。
少しのコツを押さえるだけでまるでプロが撮影したかのような素敵な写真を撮ることができるので、ぜひ試してあなただけの最高の写真を撮ってみてくださいね。
コメント
こんにちは。
フィギアだけでなく、メルカリにも出品することがあるので写真の撮り方がとてもわかりやすく非常に参考になりました。ありがとうございます。
ナルカナ様
とても励みになるコメントありがとうございました!
これからも皆さんのお役に立てる記事を書いていきますので宜しくお願い致します!