こんにちは、フィギュア買取研究所のこーりーです。
皆さんは「フィギュア」について、どのくらいご存じですか?
改めて
- フィギュアとは何か?
- フィギュアってどんな種類があるのか?
と聞かれると、意外と答えるのが難しいのではないでしょうか。
今までフィギュアについて様々な情報を発信してきましたが、今回は原点に戻って、筆者自身が「フィギュアに興味を持ったら初めに知りたかったこと」を独断と偏見で総まとめしてみました。
フィギュアの意味からその種類、さらにはその特徴まで、全力でお伝えしていきたいと思いますので、どうぞお付き合いください。
フィギュアの意味
あなたは「フィギュア」とは何か?についてご存じですか?
フィギュアは英語で「Figure」で、「造形・図形・像・人形・姿態」など様々な意味を含んでいます。
このように、フィギュアとはどちらかというと概念的な意味合いが強く、名称によって明確な区別がされていることは少ないようです。
フィギュア:広く人形や戦闘機、動物などの観賞用の立体的な模型をフィギュアと呼ぶ。
実際には使用用途によって使い分けがされているようですが、それだとどういったものがフィギュアに含まれているのか?わかりづらいもの。
そこで一例として、フィギュア情報サイトであるFiggyでは、様々なフィギュアがカテゴリー別に紹介されているのでご参考ください。
こちらではプラモデルも食玩(食品についていつおまけ)も、フィギュアとして扱われているようです。
また、以下のツイッター記事では、フィギュアと彫刻の違いについて独自の見解が詳しく掘り下げられています。
非常にざっくりまとめれば、彫刻は表現の幅広さとコンセプトが特徴的、フィギュアはより職人的な技術力の高さが特徴的ということでしょうか。
Livedoor NEWS
このように、フィギュアについての明確な線引きは難しく、広く造形品がフィギュアとして呼ばれているようです。
アニメキャラクターからりらるなフィギュアまで、様々なタイプのものが多いので、ぜひご自身にあったフィギュアを探してみてください。
おっと!
フィギュアの種類などを知ることは大変重要ですが、まずは1~2体をまずは安く購入してみる事も大切かもしれません!
いきなり新品で高額なフィギュアを購入するのが不安に思われるかたは、まず中古フィギュアを購入してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、私は中古フィギュア派で、購入するフィギュアのだいたい70%は中古です!
ただ、中古のフィギュアってどうなの?
と心配になるかたもいるかと思います。
そこで、私が中古フィギュアを購入する時に、いつもお世話になっている中古フィギュアショップを2店ご紹介しておきます。
こちらは、「駿河屋」と「あみあみ」で中古フィギュアを購入した時の中古フィギュアの状態にフォーカスした記事になります!
画像たくさんでご紹介していますので、是非参考にしてください!
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【初級編】代表的なフィギュア5選ご紹介
先ほどそもそもフィギュアとは何か?についてご紹介してきましたが、それだと具体的にどんなフィギュアがあるのかは分からないかと思います。
今回はその中でも、代表的なフィギュアを5種類ご紹介していきますので、ぜひ欲しいフィギュアの特徴を把握するのにお役立てください。
実際にはこれらの特徴が複合的に組み合わされていることが多いようです。
アクションフィギュア
アクションフィギュアは、関節などでポージングを変えることができるフィギュアのことであり、別名稼働フィギュアとも呼ばれています。
様々なポージングに対応可能で、ポージング次第でそのキャラクターの名シーンの再現も可能です。
特撮系フィギュアだけではなく、美少女フィギュアやアニメキャラクターもののフィギュアなど、様々なジャンルで使用されています。
スケールフィギュア
等身大、あるいはキャラクターをある一定の割合で縮小したものがこのスケールフィギュアです。
基本的にはフィギュア名の前後に「1/〇」という表記をされることが多いので、そこで確認ができます。
- 等身大フィギュア⇒1/1スケールフィギュア
- 身長160センチのキャラクターの16センチフィギュア⇒1/10スケールフィギュア
スケールフィギュアはそれぞれのパーツの比率まで細かく設定されているものが多いのが特徴です。
完成度も高く製作に時間がかかるため、予約販売されていることも多いのですが、その精密さやクオリティの高さから人気を集めています。
FIGUREXというサイトでは等身大フィギュア(1/1スケールフィギュア)の販売がされており、金額は100万円以上するものばかり!
しかしその分迫力も比べ物にならないくらい素晴らしいものが揃っています。
製作費や材料費を考えると納得の金額。
推しキャラなら、人生で一度は等身大のフィギュアを手に入れてみたいものです。
ノンスケールフィギュア
スケールフィギュアのように、縮尺を設定していないフィギュア全般がこのノンスケールフィギュアにあたります。
つまりは、スケールフィギュア以外のフィギュアは全てノンスケールフィギュアです。
デフォルメフィギュア
先にご紹介したノンスケールフィギュアの中でも、キャラクターの等身を低くして、頭を大きく、体を小さく、かわいらしく変形させたものがこのデフォルメフィギュアになります。
様々なメーカーから発売されているデフォルメフィギュアですが、グッドスマイルカンパニーからは、ねんどろいどという名称で多数かわいらしいデフォルメフィギュアが発売されています。
こちらはパーツのつけはずしができるのがポイントで、なんと顔や手足のパーツをほかのねんどろいどとシェアができ、自分好みにアレンジが可能。
さらに同じくグッドスマイルカンパニーのねんどろいどフェイスメーカーでは、自分好みの顔を作成することもできます!
公式では見せることのない推しキャラの表情も、ねんどろいどであれば実現できるかも?
ぜひ確認してみてください。
ガレージキットフィギュア
通称ガレキとも呼ばれるガレージキットフィギュア。
通常生産されているフィギュアにあきたらず、個人やメーカーが欲しいフィギュアのニーズを丸ごと詰め込んで作った少量生産フィギュアがこのガレージキットフィギュアです。
主に未完成品として販売されており、購入してから組み立てや塗装を自分で楽しむことができるのが特徴で、塗装の仕方によっては自分なりのオリジナリティも発揮できます。
主に、以下3タイプの販売がされており、
- 組み立てから塗装までできるタイプ
- 塗装済みで組み立てのみできるタイプ
- 塗装と組み立てができた完成品タイプ
と分かれています。
もし塗装できるか心配な場合は塗装専門業者に依頼する方法もあるので、初心者で専門的なスキルがなくても始めやすいのもポイントです。
個人の作品は主にフィギュアイベントに出店されていることも多いので、興味があればぜひ一度確認してみてはいかがでしょうか?
ガレージキットフィギュアについては過去の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも併せてご確認ください。
【応用編】特徴的なフィギュアの楽しみ方3選ご紹介
【基礎編】では代表的なフィギュアの種類をご紹介してきましたが、【応用編】では、その中でも様々な楽しみ方ができる特徴的なフィギュアのご紹介をしていきます。
フィギュアは飾って鑑賞して楽しむのが一般的ですが、中には実際に手に取り触って楽しむことができるものも多いので、ぜひ以下をご参考ください。
リアルを追求したやわらかフィギュア
数は少ないものの、肌部分などがリアルに近いやわらかい素材でできているものがフィギュアとして存在します。
フィギュアそのものが柔らかい素材でできているというよりは、胸や足などの細部が柔らかくリアルに再現されているのがポイントです。
なんと以下のフィギュアは等身大で437.8万円で予約販売されています。
肌のぬくもりだけではなく、骨組みや関節まで感じることができて再現度が高いのが特徴です。
1度で2度楽しめるキャストオフフィギュア
キャストオフフィギュアの一番の特徴は、フィギュアが身に着けているコスチュームが着脱可能である点にあります。
着脱前後でフィギュアのイメージがガラッと変わるだけでなく、中には作中の再現度の高いものまで幅広く存在するのも特徴。
衣服だけではなく、中には小物や体の一部を着脱したり交換したりできるものもキャストオフフィギュアと呼ばれているので、幅広い意味合いを含んでいるのがお分かりいただけるかと思います。
キャストオフフィギュアについては、過去の記事でご紹介しているので、ぜひこちらも確認してみてください。
再現度が高い!リアルフィギュア
実在する人物やリアルな人に近い造形をしているフィギュアも存在します。
キャラクターフィギュアは抵抗あるけど、これらのリアルフィギュアなら…と集めているファンもいるほど。
映画の登場人物や有名アーティストのフィギュアなど、名シーンを再現するのもおすすめです。
プラモデルメーカーのハセガワでは、リアルな造形フィギュアが数千円台から販売されているので、気になる方はぜひ確認してみてください。
フィギュアに興味を持てたら展示会へ行ってみて!
フィギュアに興趣を持てたら展示会へ是非行ってみてください!
フィギュアの魅力を肌で感じることができる展示会は、ファンにとってはもちろん、これから興味を持ち始めた人にとっても、その世界を深く知る絶好の機会だと思います。
ここでは、特に注目すべき二つの展示会、「ワンダーフェスティバル」と「ワンホビギャラリー」についてご紹介します。
ワンダーフェスティバル
ワンダーフェスティバル(通称ワンフェス)は、フィギュアファンにとっては聖地のような存在でしょう。
ちなみに私も何回か参加させてもらってます。
年に二回(通常冬と夏)、幕張メッセで開催されるこのイベントは、商業フィギュアからアマチュア作家によるガレージキットまで、幅広い種類のフィギュアが展示されます。
ここでは、最新のフィギュア情報を先に手に入れることができるだけでなく、フィギュア制作の裏側に触れることができる貴重なワークショップも開催されます。
展示されるフィギュアは、アニメやゲーム、映画など、様々なジャンルをカバーされていて、見ているだけで時間を忘れるほど、多くの作品が一堂に会します。
このイベントは、参加者同士の交流も大きな魅力の一つです。同じ趣味を持つ人々が集まることで、新たな友情が生まれることも少なくありません。フィギュアを通じて、人と人との繋がりが深まる場所、それがワンダーフェスティバルです。
ワンホビギャラリー
ワンホビギャラリーは、グッドスマイルカンパニーが主催するフィギュア展示会です。
ここでは、同社やグッスマの協力会社、関係会社が手掛ける最新のフィギュアや、まだ発表されていない新作フィギュアの原型を間近で見ることができます。
特に、人気の「ねんどろいど」シリーズや「figma」シリーズの新作を一目見たいファンにとっては、見逃せないイベントです。
ちなみに、2023年Autumn回のワンホビに実際私も参加してきました!
その時に体験レビューをフィギュアの画像満載でこちらの記事で紹介しています!(ただ、会場内の全てのフィギュアを撮影したのですが、未だに全てのフィギュア画像をアップできていません。。。)
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さすがグッスマやグッスマの関連会社に製作するフィギュアだけあって、展示されているフィギュアは、細部にわたるまで丁寧に作り込まれており、そのクオリティの高さには目を見張るものがありました。
フィギュアに興味を持ったら、ぜひこれらの展示会に足を運んでみてください。
直接作品を見ることで、フィギュアの魅力をより深く感じることができるはずです。そして、同じ趣味を持つ人々との出会いは、新たな楽しみを見つけるきっかけにもなります。
プライズフィギュアと物販フィギュアの違いとは?
今までフィギュアそのものの特徴をご紹介してきましたが、これらのフィギュアの入手方法は大きく2つに分かれます。
どちらもよく目にする言葉でもあるので、ぜひここで確認してみてください。
プライズフィギュア
プライズフィギュアのプライズとは、「景品」という意味を持ちます。
クレーンゲームや一番くじなどで手に入るフィギュアがこのプライズフィギュアに該当します。
非売品なので、普通に販売はされていません。
その分希少価値も上がり、欲しい人も多いので、メルカリなどのフリマサイトでは高額で取引されているのをよく見かけることもできます。
クレーンゲーム
クレーンゲームが苦手な人にとってはなかなか手に入れるのが難しい方法ですが、様々なジャンルのフィギュアが限定品として登場しています。
風営法の関係でクレーンゲームの景品原価は800円までと法律で定められていたこともあり、以前はクオリティの面含め買い取り業者も少なかったプライズフィギュア。
現在はクオリティも上がり、有名アニメのシリーズも増えたことから、プライズフィギュアの買い取り業者も徐々に増えてきています。
もしクレーンゲームは苦手だけどプライズフィギュアが欲しい!と思った場合は、ぜひフリマサイトや中古フィギュア販売業者を確認してみてください。
一番くじ
BANDAI SPIRITSが提供するはずれなしのくじがこの一番くじです。
全国のコンビニやゲームセンター、書店、そしてオンラインなどで取り扱いがされています。
クレーンゲームのようにスキルが一切不要で、運次第でかなりクオリティの高い限定フィギュアを手に入れることができるのも人気の理由です。
特に1番くじは運要素が絡むものでありながら、軍資金さえあればお目当てのフィギュアに当たるまでくじを引き続けるつわものもいるほど。
フィギュアによっては、お目当てのフィギュアやラストワン賞を狙って買い占める人もめずらしくありません。
お店によっては回数制限を設けているところもあるので、ぜひ常識の範囲内で楽しんでみてください。
こちらもクレーンゲーム同様、運よくレアなフィギュアが当たった人が、メルカリなどのフリマサイトやフィギュア買取を行っている業者に売っている場合もあるので、ぜひ確認してみてください。
過去の記事では、プライズフィギュアの買取おすすめ業者を大量に・高く・早く買い取ってくれるおすすめ業者を紹介しています。
この記事で紹介している業者では、買い取った様々なプライズフィギュアを販売しているので、気になった方はぜひ確認してみてください。
物販フィギュア
プライズフィギュア以外の、通常購入できるフィギュアのことを物販フィギュアと呼びます。
フィギュアは今や様々なメーカーから販売されています。
しかし注意も必要で、昨今フィギュアの偽物や海賊版が出回っており、うっかり購入した場合商品が届かなかったり、正規品と比べて粗悪品であったと被害が出ています。
もし購入する場合は信頼できるメーカーでの購入をすることはもちろん、アマゾンなどのサイトでも、出品元がどこなのかの確認をしっかりした上で購入することをおすすめします。
フィギュアの種類別価格帯のご紹介
基本的にはクオリティの高いものほど、あるいは今まさに人気が出ているアニメのキャラクターほど、需要が高く高価です。
同じスケールフィギュアでも、作品によって数千円のものもあれば、数万円するものまで幅広く存在します。
等身大フィギュアともなれば、数十万~数百万円が相場でしょう。
クオリティの高いものは1万円以上するものも多いですが、スケールフィギュアやデフォルメフィギュアなどであれば、数千円で買えるものも多いようです。
またフィギュア買取業者では、買取ったフィギュアの販売を店舗でもネット上でも行っているので、中古で安く手に入れたい場合は確認してみるといいでしょう。
フィギュアのおすすめメーカーのご紹介
フィギュアのメーカーやサイトは数が多く、どこがいいのかなかなか決めきれないかと思います。
以下にいくつかフィギュアのおすすめメーカーをご紹介しますので、ぜひ確認してみてください。
ホットトイズ | バットマンやスーパーマンなどアメコミフィギュアも多数取り扱いあり。 |
FURYU HOBBY MALL | 人気アニメキャラクターのフィギュア多数取り扱いあり。 スケールフィギュアも多い。 |
FIGUREX | 等身大フィギュアやスケールフィギュア、100センチフィギュアを取り扱いあり。 |
グッドスマイルカンパニー | 様々なタイプのフィギュアを多数取り扱いあり。 ねんどろいどの販売元でもある。 新世代アクションフィギュアシリーズとしてオリジナルフィギュア「figma」展開中。 |
海洋堂 | フィギュアイベントであるワンダーフェスティバルを開催するメーカー。 ワンフェス限定フィギュアの予約販売も行っている。 戦車や特撮系の人物以外のフィギュアも多数取り扱いあり。 |
ホビーサーチ | 様々なメーカーのフィギュアを多数取り扱うフィギュアの通販ショップ。 カテゴリー別に分かれているのでお目当てのフィギュアを見つけやすい。 |
ABEMA Martアニメ! | クオリティの高いアニメキャラクターフィギュアを多数取り扱いあり。 |
プラモデルメーカー ハセガワ | リアルな人型フィギュア多数取り扱いあり。 戦車や自動車、バイクなどのフィギュアも多数取り揃えているので、セットで配置するのもおすすめ。 |
Figgy | 新作・人気フィギュアの総合サイト。 BTSやマイケルジャクソンなどのリアルフィギュアから成人向けフィギュアまで様々なタイプのフィギュア取り扱いあり。 |
まとめ
今回は、筆者が「フィギュアに興味を持ったら初めに知りたかったこと」を独断と偏見で総まとめしました。
せっかくフィギュアに興味を持っても、専門的な用語が多いとなかなか入り込みにくいもの。
ピンポイントであなたが欲しいフィギュアを見つけることができるように、今回の記事が参考になっていれば幸いです。
また、過去の記事では、初めてフィギュアに興味を持った方向けに、気になることを記事にまとめています。
ぜひご確認ください。
さらに今回、どうしても求めるフィギュアが見つからなかった場合は、オーダーメイドという方法もあります。
こちらではオーダーメイドした場合の値段やおすすめの製作会社をまとめているので、ぜひご参考ください。
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